37.2

心理職、休職中。

休職5日目・6日目

◎休職5日目

午前中、旦那の布団を干し、整体へ行く。

別に疲れているわけでも、歪みがあるわけでもないので、後ろめたさを感じつつ、

まあ月間予約だからわざわざキャンセルするのも返って迷惑だろうと思って。

息子は整体院の受付さんが大好きで、キッズルームに通うのが私以上に週の楽しみらしい。

指圧してもらいながら、最近休職していることを施術士さんに漏らすと

「私もそうですけど…◯さんみたいに一見ヘラヘラして見える人って、じつはしんどかったりしますよね。」なんて返しを貰った。

それから、彼女の家族にも似た境遇の人がいるとか、彼女自身もセルフケアが難しい現状とか、ポツポツと話してくれた。

 

昼前に家に戻って、息子と庭でシャボン玉をして遊んだ。

機嫌良く駆け回っていた中、不意につまづいてコンクリの角に頭をぶつける。

室内にて小休止、野菜と海藻たっぷりの雑炊で昼食。

昼寝はなかなか寝付いてくれなかったが、マッサージをすると数分で入眠。

 

明日は結婚記念日。

何か勘違って、今日ディナーの予約を取ってしまった。

記念品は、あれこれ迷走して災害用持ち出し袋を購入した。

旦那の誕生日や結婚記念日が連なるので、毎年この時期はなんとなく連日美食が続く。

いつもならワクワクする期間なのに、今年はテンション低くて申し訳ない。

でも、こんなメンタルだからこそ、このお祝い事ウィークにぶつかれて良かった。

じんわりとあたたかさを感じる。

 

◎休職6日目

朝から旦那がいる日。午前中はたっぷりゴロゴロする。

平野啓一郎の小説を格安で購入したので、だらだら読む。

午後は食料品の買い出し。大きめのホームセンターに併設されたスーパーへ行く。

タピオカが飲みたいとか、パズルが欲しいとか、あれこれ我がままを言う私に、いいよいいよと付き合ってくれる旦那。いつもありがとう。

結局パズルは決められなかったけど、自分の余暇のために物を吟味する時間は楽しかった。

夕飯は、餃子スープとチャプチェを作った。

息子のお手伝い表を作った。100溜まったらジョブレイバーのおもちゃを買う。

100なんてまだまだわからない、ようやく20まで数えられるようになったけど「にじゅうじゅ」と言ってしまうのが可愛い我が子。

 

休職日誌のつもりが育児日誌みたいになってる。

でもそれくらい、育児が生活の軸になる。

息子に圧迫されることもあれば、救われることもあって。

育児片手に自宅療養って、実態はどうなんだろう。研究してみたいよなあ。

自分が一つの事例になればいいな、と言う気持ちでこれを書いています。

 

旦那は、私が休職しても、あんまり変化は感じていないらしい。

むしろ、家のことを気にしなくて良くなったと。

「◯ちゃんが専業主婦になったと思えばいいんでしょ。」と。

「思わぬ休暇でラッキーと思えば良いじゃん。」と。

たしかに、旦那がいるときは大抵息子もいるので、あんまり落ち込んだ姿は見せていない。

本音を言えば、もう少しケガ人と思ってくれても良いのになと思う。

でも普段から沢山家事を投げちゃってるので、なんも言えないわ。

なんだかんだで、私がごろごろしてりゃ勝手に家事育児さばいてくれる。

 

 

気持ちは低いです。常に、早く横になりたい一人にしてくれと思っています。

死にたいとかは全くないです。

でもいつも、自分なんて無益な人間だと、そういう思いが横にいて

なにかしなきゃと焦る。

今は、ただゆっくりすることが私のやることだろうのに

なかなかそれを許せないでいる。

疲れてただ横になっている時間がまだまだ苦痛。